引越し業者、予定日を決めて段ボールを用意したら、いよいよ荷造りのスタートです。ここで第一に注意すべきは、詰めていく順番です。まずは押し入れの奥の物や、シーズンオフの洋服などから詰め始めましょう。普段使っている食器や洋服などは一番最後です。
二番目に気をつけたほうがよいのは、中身の重さと段ボールの大きさのバランスです。本など重いものは小さな段ボールに入れないと、持ち上げるのも大変な事になります。逆に軽いけれどかさばる物は、大きめの段ボールに要領よく詰めていかないと、段ボールの数がどんどん増えてしまい開封時に一苦労です。もちろん食器などの割れ物は、きちんと保護材に包んだ上で、隙間に新聞紙を丸めたものなどを詰めて、動かないようにきっちりと詰めていきましょう。
三番目のポイントは、新しい家での運び先を段ボールに明記して、業者がどこに置けばよいのか分かるようにしておくことです。余裕があれば中身も明記しておくと、業者も割れ物など注意すべき荷物が分かりますし、自分でも梱包後に「あれが必要なんだけど、どこに入れたかな?」という時に便利です。以上の点に注意して、できるだけ日程に余裕を持って梱包作業を始めましょう。